2010年5月2日日曜日

5月2日 畑・田んぼコース第1回

GWは張り切って種まき!と外に飛び出したいところですが、どうも今年は様子が違いそうです。

4月の低温と先週の長雨のおかげで畑はとても作業ができるような状況ではありません。無理して芋だけでも植えようかと思いましたが、地温を測るとたった5度。坂本先生が氷を入れて冷やした水と、種まきの適温の水(12~15度)をボールに入れて違いを確認させてくれました。

というわけで、第1回目の畑の教室は、坂本一雄先生に「種」のお話をたっぷりしていただきました。家庭菜園のベテラン、あるいはプロの有機農家でも「種」は買うもの、という方が多いのでは?坂本先生はご自身で長年種を自家採取されています。128種類の種取りをするのですから、何と根気のいる仕事でしょうか。種が水や土と同様に大変貴重であることを知り、袋にたくさん入っているからと無造作に扱ってはいけないなと思いました。とりわけ自然農のようにその土地の自然に大きく頼る農業では、プロ農家仕様に育種した種ではなく、そこの土地に適合したものを育てたいものです。
土に「良い土」「悪い土」はない。良くするのも悪くするのも耕す人次第だ、という言葉が印象的でした。

後半はキャベツ、レタス、かぼちゃの種をポットに撒きました。一部は家に持ち帰って観察してもらいます。実は、コモンハウスは温度が低く日照も悪いため、あまり苗の生育がよくありませんが、みなさん上手に育てられるでしょうか。

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