今日の畑の教室は坂本先生に最後の講義をしていただきました。
今年の恵子ガーデンは豊作だったそうで、トマトは現在12段目を出荷、インゲンも下のほうは2回目を自家用として収穫されているそうです。自給生活をベースにした農園では、一度に大量に収穫する農家の技術とは異なり、細く長く収穫しながら、さらに保存や加工で長く楽しむ工夫が必要です。どんな栽培方法でも、土と水と太陽があればそこそこに育つものですが、先生は「作物の命を最大限に引き出してあげる」ことが大事とおっしゃいます。たくさん獲ろうとして肥料をがんがん与えるということではありません。外からはほとんど加えることなく、土中の微生物の働きやそれらのつながりに着目し、作物の必要としている最低限のサポートをしてあげることで本来持っている作物の生産能力が目いっぱい発揮させてあげるのが自然農の考え方です。
そうは言ってもモノを言わない土や植物に一体どう接すればいいのか、何度聞いてもつくづく難しい・・・。先生のお話をただありがたく拝聴して終わりにするのではなく、私たちも実践者の1人として、研鑽を重ねて少しでも上達したいと思います。
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