2011年7月2日土曜日

柳のベッドづくり

さて、その後ガーデンはどうなっているでしょうか。ごろごろの土の塊の中に定植して活着が心配された苗たちも、ちゃんと根付いたようです。ここの土は粘土質で根が張りづらく、初期生長が遅いのが特徴ですが、一度根付いてしまえば一安心です。

今日は柳のベッドを作りました。まず焼き丸太杭を打ち込みます。実はこれが結構重労働。丸太の枠ができたらそれにはわせるように柳を一本ずつ前後に通し、編んでいきます。内側に防草シートを張り、タッカーで止めて、器ができたら中に砂利、堆肥(昨年から積んであったもの)、籾殻、黒土を入れました。あ、すでに背中が筋肉痛になりそう・・・。
高いベッド(レイズドベッド)は見た目に美しいだけでなく、腰を曲げなくても作業がしやすく、余計に土を踏みつけることなく管理できるメリットがあります。水やりに少し注意が必要ですが、一度根付いた植物はあまり問題ありません。今年は柳でフェンスやアーチにも挑戦しようとしているところです。

新しいレイズドベッドには、タイム、チャイブ、ローズマリーなどハーブのほか、かぼちゃやゴーヤ、ルバーブなどを植え込みました。せっかくの高さを利用してごぼうや大根などの根菜類も植えてみます。お花はブルーサルビアと日々草でおとなしめに。ちなみに日々草はアルカロイドを含み、抗癌薬の原料だそうです。






せっかくの可愛いガーデンがスギナに覆われないよう、週に1回はせっせとスギナを抜いています。実は私はこれが嫌いではありません。日々のあわただしい生活のリフレッシュとしてむしろ楽しんでいます。除草しながら野菜や花の状態もよくわかるし、黒いアマガエル(たぶん)や変わった色の毛虫を見つけたり、ガーデンの変化に気づく時間でもあります。それに、スギナは高血圧や心臓病にも効く健康食品。今年は会員さんがスギナを上手に乾燥させておいしいお茶の入れ方も研究しています。画期的な活用方法が見つかれば、除草も一転して収穫に変わるでしょう。

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