2010年8月11日水曜日

0807 国際ワークキャンプ終了

7月26日から2週間に渡って、開催された国際ワークキャンプが終了しました。韓国、台湾、英国そして日本の若者6人が、エコビレッジのコモンハウスにステイしながら畑作業を始め、いろいろな労働体験をしました。残念ながら滞在中はあまり天気に恵まれませんでしたが、みんな泥んこになりながら一生懸命働いてくれました。おかげで畑の除草が一気に進み、ガーデンも美容室に行ったように整然としています。
彼女たち(どういうわけか、今回は全員女の子でした)が残していった土釜。試行的に作ったので、まだ改良の余地はありますが、ここの土だけでも釜ができそうだということがわかりました。今月末の総合コースのときは十分乾燥して使用できるでしょう。自家製トマトやバジルいっぱいのピザが焼けたらいいなあ。
そうそう、この間の大きなニュースはウサギを家族に迎えたことです。若者たちに手伝ってもらいウサギ小屋も作りました。可愛そうに一番小さい1匹はもらってきた晩に網目を潜って逃げてしまいましたが、他の4匹は元気です。畑の草取りに活躍してくれるかしら?

昨年お世話になったゆめみる農園に援農にも行きました。ゆめみるさんたち二人は今年から千歳に移って新しい土地で農園を開いたばかり。初年度はさぞかし大変だろうとお除草や芋の収穫をさせてもらいました。暑さもあって、若者たちはかなり疲れた模様です。でも、農家さんは毎日これをするんですよ。「農業って大変なんですね~。食べ物大切にしなくちゃ」彼らの共通した感想でした。

そのほか、長勝寺の宿坊体験、北長沼小の子どもたちとの交流など、 地域の方々ともお知り合いになりました。毎日当番でご飯を作り、すっかり仲良くなった彼女たち。堆肥の切り返しや、鶏をさばいたりしたことはかなりショックな体験だったようですが、きっといい思い出になるでしょう。それぞれ故郷に帰り、ここでの経験を将来の生き方に役立ててくれたらいいな、と思います。
今回の共同生活および労働体験はスタッフ側にとってもいい勉強でした。「地球にやさしい生活」なんて簡単に言うけれど、そんな表層的でムードだけの言葉ではまるで伝わらないことだらけ。有限の資源をみんなでシェアしていくこと、どうやったらそれを実感しながら実践できるか、常に考えていかなければならない課題だと深く考えさせられました。
みんな、貴重な機会をくれて、ありがとうね!

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