賃貸のマンション生活でもどのくらい自給的な暮らしが実践できるか、私の今年の個人的なテーマです。この冬、日当たりのいいベランダのある部屋に引っ越したのをきっかけに、家でも種から育ててみることにしました。
長沼コモンハウスの育苗箱ほど高温になることはありませんが、石油ファンヒーターを朝夜2時間も焚けば室温はトマトの発芽に十分です。播種後、9日目で可愛い二葉が開き始めました。今日は外は雪が降っていたけれど、レタスや水菜、その他ハーブを各種蒔きました。
小さな生命が、力強くこの世界でその生を輝かせようとしている。人間界の政治や経済やその他たくさんのトラブルに惑わされることなく、芽を出す時をじっと待ち、やがて太陽の光を浴びながら少しずつ成長しています。焦ったり、落ち込んだり、欲張って背伸びをしたりしない。
震災後、特に今も続く原発の危機的な状況が頭から離れず、失望、怒り、焦燥・・・そんな思いが渦巻いてなかなか生産的な考えに至りませんでしたが、芽吹いた命を見てやっと地に足が着いた感じがしました。
明日は札幌エルプラザ環境研修室でエコビレッジのセミナーと今年の体験塾の説明会を開催します。(19時開始。参加費500円)
このタイミングで行動を起こしたい、そんな気持ちを共有する一人でも多くの方の参加をお待ちしています。
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