ビニルで覆うとか、衣装ケースに入れるとかしてもっと温度を上げようかと思いましたが、部屋の中で日照量も少ないし、徒長してしまう危険性を考え、あえて室温のまま窓際に置いています。
まだ外は肌寒いけれど、ホームセンターではもう花芽のついた立派なトマトの苗が売りに出ていました。何重にもしたビニルハウスの中で暖房して育苗したものです。プロの農家さんは、出荷時期が早いほど収益も上がるので、できるだけ早く定稙する必要がありますが、素人の家庭菜園にそんなプレッシャーはありません。
もちろん、早く食べたいとは思うけど、できるだけエネルギーを使わずに、加工貯蔵で長い期間食べられる技を身に着けるのが私たちの目標です。
もっとも、つい最近まで絶好調だったコモンハウスの苗は、切り返した温床の発酵熱が上がりすぎて死滅するという事件に見舞われました。(野良人のブログを参照してください)
寒さ対策のために作った温床でしたが、熱すぎのダメージのほうが実は怖いのです・・・。
自然の熱は自在にコントロールできません。ダイヤルひとつで操作する機械や装置と違って、熟練するまでに試行錯誤の時間が必要なのでしょう。グループで取り組むメリットも活かしながら、もっと上手に自然の力を活用できるようになりたいと思います。
今年もいろんなチャレンジをする予定です。明日はいよいよ体験塾の開講日。
例年よりも人数は少ないけれど、負けずに内容の濃い授業を目指します!
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