2011年5月11日水曜日

暖かくな~れ!

3月末に撒いた我が家のトマト(北の雫)の苗。 まあまあ順調ですが、やはりずっと室内では日照が足りないのでしょう、あるいは水をやり過ぎているのかもしれません、ひょとひょろと背高のっぽになりつつあります。坂本先生の苗は、(種まきは3日早い)すらりとはしていますが背はやや低く、節間が短くもっと腰がしっかりしていました。
温度の上げ過ぎ、水のやり過ぎは禁物だそうです。あまり恵まれ過ぎた環境では人間と同じでひ弱な作物になるということですね。



今日は束の間の晴れ間だったので、苗をベランダに出して日光浴をさせました。大事をとって衣装ケースに入れてビニールで覆ってやります。夕方見ると、とても元気そう。やっぱり太陽の光がほしかったのね~。





あ~、それにしても早く暖かくなってほしいよ~。

去年の春も、寒い寒いと気をもんでいたのを思い出します。田植えも予定より1週間延期しました。今年は低温に加えて雨が多いため、畑が乾く暇がありません。長沼の近所の農家さんも、いつもの年ならとっくに植え終わっている芋や玉ねぎが、機械が入れず植えられないと嘆いています。自然相手の仕事なのはわかっているとはいえ切ないです。


街中ではようやく桜が満開になり、近くの円山公園は花見客でにぎわっています。畑にも早く本格的な春が来てほしいと心から願う毎日です。

2011年5月8日日曜日

持続可能な電気の話

今日のテーマは「持続可能な電気の話」。



講師は元北電職員で、現在は企業向けの環境コンサルタントを自営されている岩井尚人さんです。電気業界内部の話から、ご自身が自宅で行っている具体的なエコエネルギーの実践まで幅広く、質問があちこち飛び交う講義になりました。


札幌市内にある岩井さんのお宅はソーラーパーネルと小型風力発電と薪ストーブで、約3割の電気を自給されています。面白いのは生産した電気は売らずに蓄電し、北電分と自給分をコンセントで使い分けているところ。おかげで周囲が停電しても最低限の電気は確保できるそうです。

住宅街の限られた敷地では100%の自給は難しいし、自然エネルギーは確かに不安定だから大事な電源としては使えない。でも最低限の電力を自力で確保することで、完全な電力会社への依存から一歩自立への道を歩めるのです。「この電気は絶対必要」「これはそうでもない」と、必要な電気の量と質を改めて見直すことも大事ですね。ライフラインは北電にお願いし、なくてもそんなに困らない部分は自力で。家庭だけでなく、産業界含め社会全体でこの作業をやったら、どうしても24時間必要な電気量はかなり減らせるのではないでしょうか。


私も原発には反対です。最初から処理のできないとわかっているものを造るのは、コストや効率の問題云々の前に手を出してはいけないものだと思っています。ただ、原発問題について、放射能の危険性や、政界、経済界の汚さを糾弾することに終始し、自分たちは被害者面をして反対を唱える立場はとりたくありません。市民は本当に一方的な被害者でしょうか。もちろん、政治やマスメディアに動かされてきた面は大きく、あるいはもっと大きな力が背景にあるという予想も正しいのかもしれませんが、市民がその社会に依存してきた事実も明らかです。そして今なお多くの市民が「便利な生活のためには仕方ない」と思っていることも。それに、反対運動が、もし自分の安全を守るだけの視点で行われるなら、他国の人びと(特に貧しい国の人びと)にその負担がいく危険性があります。

原発を止められるかどうかは、私たちが次のビジョンを描けるか、そしてその行動を起こせるかどうかにかかっているでしょう。

岩井さんは「反対を目標にしてスタートしても動かない。仕組みを変えることで生活を変えなくても減らせる電気、工夫で楽しく減らせる電気はたくさんある。これまで両手で北電の電気にぶらさがっていたものを片手だけ離すことができるようになり、次の段階としてネットワークにより地域で自立できるようになっていけば、結果的に原発は要らなくなる」と言われました。


持続可能はエコビレッジのテーマ。食と同様、エネルギーもその柱の一つとして、できる限り自給する、残りは周囲とネットワークしながら得ていくことで、地域単位で自立するスタイルを創っていきたいと思います。



さて、午後の畑コースではその食の自給について追及します。今回のメインテーマは『土』。参加した方々の「土のイメージ」や「土にかんする知識」などを交流した後、いつものように坂本一雄先生のお話を聴きました。土に対して多くの方が、「母なる大地」というイメージを持っていますが、おおむね漠然としたイメージでしかありません。「大地(土)は母」、それが実際どのようなことなのか、ご自分の経験を踏まえながら具体的な解説をされる坂本先生のお話に、みなさん「なるほど」という表情で耳を傾けていました。森林の成り立ちや人間の作った畑のあり方。どのように(何によって)土が作られていくのか。化学肥料や農薬が土に与えるダメージについて。有機栽培と自然農法の「考え方の違い」等々・・・。


坂本先生の畑は、有機質の肥料や堆肥すら使用していません。少量の干し草を土を被覆する「資材」として使うのみです。土を肥やすため、また植物に与える「肥料」ではなく、「資材」として使うという点が、今回のポイントであったのかもしれません。坂本さんの「干し草で(森林に近い)木漏れ日をつくる」という表現に、参加した方々も深くうなずいていました。みなさん、土に生息する小さな小さな生き物たちの視点になっていたのではないでしょうか。



実習は、予定していたイモの植え付けが雨続きで土が乾かないためにできず、キヌサヤとインゲンの播種のみを行いました。作付け準備が思うように進まない今年の春。近所の農家さんも嘆いています。月に1~2回しかない畑の実習日が天気によって左右されるのは、仕方ないこととわかっていても困りものです。今日行えなかった作業は、後日臨時で集まっていただくことにしています。

2011年5月7日土曜日

コミュニケーション演習

「何でエコビレッジでコミュニケーション?」と思う人もいるかもしれません。でも、エコビレッジは集団の取り組みですから、その運営にコミュニケーションは重要です。また、限られた資源をみんなでシェアすることはこれからの世界にとって不可欠な考え方ですが、それも関係づくりが上手くできなければストレスが原因でやっぱり破たんするかもしれません。優れた技術も制度も、活かすためにはそれを運営する人のモチベーション維持や合意形成など、やっぱり組織づくりが欠かせないのです。


私が訪ねたヨーロッパのエコビレッジでは、どこもその部分を意識して話し合いのルールづくりやトレーニングを重ねていました。個人主義、民主主義の徹底したヨーロッパ人は、きっと自己主張も合意形成も得意なのだと思ったら決してそうでもなく、上手く表現できずにストレスを抱えたり、自己主張が激しいだけにいつまでもたっても何も決まらない、そんなコミュニティもたくさんありました。「なーんだ、日本人と同じなんだ」と思ったものですが、違いは、日本人がそのようなトラブルを「仕方ないこと」として諦めたり、トラブルを避けようとして見てみないふりをしたりするのに対して、彼らはコミュニケーションや合意形成の難しさを自分たちの弱点と客観的に認識し、積極的に改善しようと試みることです。何年も一緒に住んでいるメンバー同士でも、重要な会議には外部からファシリテーターを招いたり、メンバー全員が外でコミュニケーション研修を受けたりして努力をしていることに感心しました。

今日のワークショップは、初めて出会う人同士が自分自身をいろいろな角度から表現し互いに知り合う、そして共同作業を通じてグループとしての意識づくりをすることを目的に行いました。講師はNPO法人コンカリーニョの斉藤ちずさん。普段の会話ではなかなかしないような情報交換ができ、寸劇ワークではそれぞれの隠れた才能を垣間見たり、思いを知ることができ、単純にとても楽しかったです。

コミュニケーションワークの成果と言えるでしょうか。夜はチームワークよろしく、みんなでコモンハウス付近に自生している野草を使ったフルコースで晩御飯。ギシギシのイタリア風炒め物、フキの煮物、土筆の卵とじ、エゾニュウのおひたし、あさつきのおひたし、キクイモの酢の物やジャガイモのサラダはエコビレッジ産ですが・・・畑にはまだ実りのないこの季節でも充実のメニューで豊かな自給生活が楽しめることがわかりました。

夕食後は、ドキュメンタリー映画『アレクセイと泉』を鑑賞しました。舞台は、チェルノブイリ原子力発電所から約180kmの地点にあるベラルーシの小さな村、ブジシチェ。事故後の避難勧告によりいくつもの村が地図から消えていく中、この村でも当然、建物からも畑からも森のキノコからも放射能が検出されるのですが、不思議なことにこの「泉」はまったく汚染されていないのでした。 決して「放射能汚染に苦しめられる人々」「放射能とたたかう人々」を描いた映画ではなく、淡々とした、見ていて退屈にも感じられそうな村の日常を描いたものです。毎年畑を耕し、イモを収穫し、豚やガチョウを飼い、冬には籠を編んで過ごす自給自足の生活。そして、時に得られる現金収入で必需品を飼う傍ら、こっそり買ったウォッカを大事そうに抱えるおじいさんたちの姿など・・・(これが非常にかわいらしい)。ドラマチックではありませんが、彼らの生きる姿は「生きるとは何か」「豊かさとは何か」を伝えてくれているように思います。同じような問題を抱え、生き方の転換を迫られる現在の私たちに、重要なヒントを与えてくれているのではないでしょうか。

泊まりのプログラムは、みんなで食べたり寝たりする時間も互いを知り合いグループとしての結びつきを強めるのにとても有効です。
一気に仲良くなった会員さんたち、夏野草バージョンのフルコースもやりたい、と今から意欲満々でした。

2011年5月5日木曜日

エディブルガーデンコース初日

5月5日、ぐずついた天気の連休中に、この日はほっと訪れた晴れ間に恵まれました。







野菜と花のコンビネーションで美しく機能的なエディブルガーデン。講師はお馴染みサンガーデンの土谷さんです。土谷さんは、切り花中心の花卉業界で苗づくりはマイナーな存在であること、品種改良のほとんどが欧米中心で日本では育種で商売が成り立たないことなど、園芸業界の裏話を聞かせてくれました。



ドイツ人が細かな育種に強いとか、イングリッシュガーデンがイギリスの園芸家が新潟県を訪問したときに見た田園風景を元にイメージされたという説など、異国情緒ある話も。北海道の気候は本州とはかなり異なるので、庭園文化も異なって当然です。土地の風土や文化に溶け込み、かつオリジナルな創造活動として庭を捉えてみたい。ここでは園芸品種と野菜を上手に組み合わせ、周囲の田園風景の中でインパクトを与えるデザインで、集う人びとが楽しめる空間を表現すことを目標としています。





外作業の第一段階は天地返しをして土を乾かし、空気を入れてやるところから。粘土の強いここの土壌は、掘っても水分が多いと大きな塊になってしまいます。


「一見作物栽培に向いてないような粘土ですが、ここの土は水分や養分をよく蓄えるんですよ。おかげで去年のマリーゴールドは他では見ないくらい立派にこんもりとした形になりました」と土谷さん。「ペチュニアはダメだったけどね。ペチュは諦めましょう」野菜と同じで適地適作が大事なんですね。





さっそく生えてきたスギナもこの機会にマメに抜きます。見栄えが重要なガーデンでは除草剤も仕方ないかなと思いつつ、手作業でどのくらい効果があるのか、もう少し頑張ってみたいと思います。みんなでスギナを食する研究をしましょう。

最後はマリーゴールドの種まき。「卵のパックを使えば簡単」と土谷さんが必殺技を教えてくれました。
しっかり灌水し蓋をしてそのまま置いておけば3日で発芽するそうです。簡単に蓋ができるところが優れものですね。

2011年5月4日水曜日

開講特別講義 新得共働学舎から宮嶋望さん

開講特別講義として、十勝新得の共働学舎から宮嶋望さんをお招きしました。お馴染みメノビレッジ長沼の月例勉強会と共同開催です。




北海道にはまだ「エコビレッジ」の看板をあげているコミュニティはありませんが、実は新得の共働学舎やメノビレッジは、実質的なエコビレッジの先輩、つまり、環境に負荷をかけない食と農を実践し、そしていろいろな人が互いに助け合い、資源やモノをシェアしながら経済的にも小さな規模で、でもちゃんと自立しているコミュニティとして学ぶ点が多いと思います。有機的な食物生産はもちろんですが、共同農場やエコハウジングのプロジェクトにはない、コミュニティ生活や持続可能な経済システムなどのソーシャルデザイン面でも、共働学舎やメノビレッジの取り組みは、エコビレッジの要素がバランスよく入っています。

新得共働学舎は1978年、「自労自活」を掲げ、農場30haを譲り受けて、宮嶋さんをはじめ6人のメンバーが立ち上げました。当時は無一文だったそうです。今では農場が96ha、メンバーも70人に拡大されました。メンバーの約半数が何等かの障がいや社会的自立に困難を抱えた人たちですが、本人の自主性を全面的に認めた仕組みで運営しています。ルールや規制は作らない、本人が「やる」と決めたことに責任を持つ、それぞれのメンバーが自らの人生を主体的に捉え、自ら課した任務を全うすることが大事、と宮嶋さんはおっしゃいます。


このようなソーシャルファーム(障がいのある人びとの自立を支える社会的企業)の動きは全国でもありますが、生産性の低さから実質的な経営は寄付金や補助金で成り立っているチャリティ的な団体が少なくありません。宮嶋さんは、メンバーのゆっくりなペースをそのまま活かして市場で勝負できる、という視点でハード系のナチュラルチーズを生産品に選びました。そして自ら仏式製造のチーズづくりを学び、独自のエネルギー理論に基づいて圃場や施設を建設したのです。



共働学舎では、自然素材の畜舎と大量に埋められた炭が、エネルギーの流れや微生物の動きを活発にしています。「流れる水は腐らないが、よどんだ水は腐る」ように、エネルギーの流れによって地中に水道が通り湿気地の改善もできるそうです。牛舎の下にも炭埋めをしたおかげで臭いもハエもほとんどわかない環境になったと宮嶋さん。それらの研究努力が実って、共働学舎のチーズは国内外で金賞、グランプリを獲得しました。今では生産が追い付かないほどのマーケットがあるとか。



もう一つ、私が共働学舎で着目しているのは、オーストリアの哲学者シュタイナーが提唱するバイオダイナミック農法です。バイオダイナミックによる農場は、ヨーロッパでいくつか見学しました。パーマカルチャーや福岡式自然農と並んでヨーロッパの有機農業の一つの主流だと思われますが、少なくとも私が視察した限りでは、バイオダイナミックは最も生産性が高く、どこも美しく管理されていて、以来興味を持っていました。牛糞を牛角に入れて混ぜる儀式(と呼ばれます)などオカルトっぽい雰囲気に躊躇したのと、シュタイナーの本が難しくて読めなかったことが理由で、これまで真面目に勉強したことがなかったのですが、宮嶋さんはそれらが単なる「おまじない」ではないことを科学的に説明してくれました。


バイオダイナミックは土と植物の関係性だけでなく、植物のエネルギーに影響を与える天体の動きにも着目した理論です。日の出前の波長の短い光はエネルギーが高く、酵素を活性化し、植物を活動させる。なるほど、だから農家は早起きじゃなくちゃダメなんですね。
チェルノブイリの原発事故の後も、バイオダイナミック農法で栽培された作物からは放射性物質が検出されなかったという報告もあるそうです。エネルギーや微生物の活動が活発で、植物体が十分な栄養素を備えていれば不要なものを取り入れないということでしょうか。



悩みやトラブルを抱えた人たちを「社会が解決できない問題を身をもって示してくれるメッセンジャー」と呼び、常に迎える姿勢を持っている宮嶋さんと共働学舎の取り組み。技術面、精神面、社会面で多いに学ぶところの多いプロジェクトだと改めて思いました。

2011年4月30日土曜日

4月30日 開講初日は種まきの日

心配されていた天気も味方をしてくれたのか、開講初日の朝は青空。緊張気味の表情で集まった11人の受講生たち。

最初の講義は「種」の話です。坂本一雄先生はいわゆる自然農のベテランで、147品目の野菜をすべて自家採取で育てられます。農薬はもちろん、あらゆる種類の堆肥も使わない、外部からの投入を極力抑えた手法で30年間土づくりをされています。

机の上に並べられた種は、大根、キャベツ、レタス、トマト・・・。小さな種をみんなで観察しました。

カボチャやピーマンは、よく見ればみんな私たちが普段料理のときに捨てている野菜の一部。なーんだ、っていう感じですが、きれいな袋に入ってホームセンターに並んでいる種とは別物のように見えるから不思議ですね。


もちろん、店頭に並んでいる種は特別な技術で育種、保存されているもので、品種、品質の管理は完璧です。これらは一般にF1品種と呼ばれ、親の優勢形質(食味がいいとか、寒さに強いとか)が必ず発現するように掛け合わせて作られた種です。プロ農家の場合、生育のばらつきは作業効率の低下、すなわち生産コストにはねかえるし、だいたい野菜の味や形がばらばらでは売り物になりませんから、品種を均一にするF1技術は不可欠なものです。でも、野菜くずの中の種だって、大切にとっておいて上手に育てればちゃんと食べられる野菜に育つのです。坂本先生の北の雫(トマト)だって、最初は食用のF1品種から10年以上かけて自分で育てて固定したものなのです。


確かに自家採種された種は発芽も揃わないし、形や味が変わるものもありますが、自給農家にとって均一性は重要ではありません。むしろ、生育のばらつきで全滅を防いだり、長く収穫できてメリットにすらなります。妙な形の野菜だって楽しめばいいじゃないですか。

「種は命。この命を活かして次の命を育てる責任を持って」と坂本先生は語ります。


商品だと思って買った種からはあまり感じられなかった「命」の重みを意識しながら、みんなでポットに種まきをしました。育苗室で育苗されたレタスやキャベツの苗を鉢あげする作業もしました。「苗が移動したことが気が付かないように・・・」そっと移してあげます。


最後の実習は裏の川の堤防で草集め。去年の枯草をレーキで集めては運び、集めては運び・・・これを積んでさらに分解させ、圃場の保温に使ったり、土に入れて微生物の活動を活発にしてやるのです。

ウチでは米も作るので稲わらもマルチや堆肥づくりに使いますが、都市では簡単に手に入る材料ではありません。河原の枯草ならどこでもいくらでもある資材。というか、ゴミとして廃棄しているものですよね。身の回りにあるこんなものも活用しながら、エネルギーもコストもかけずに栽培したいものです。

ヒバリの声を聞きながら作業をし、食べられる野草を見つけて興じているうちに、いつの間にかみんなの緊張も解けて表情に笑顔が見られるようになりました。
今年も1年一緒にがんばりましょうね!

2011年4月29日金曜日

体験塾、いよいよ明日開講!

我が家の苗も少しずつですが成長しています。
ビニルで覆うとか、衣装ケースに入れるとかしてもっと温度を上げようかと思いましたが、部屋の中で日照量も少ないし、徒長してしまう危険性を考え、あえて室温のまま窓際に置いています。

まだ外は肌寒いけれど、ホームセンターではもう花芽のついた立派なトマトの苗が売りに出ていました。何重にもしたビニルハウスの中で暖房して育苗したものです。プロの農家さんは、出荷時期が早いほど収益も上がるので、できるだけ早く定稙する必要がありますが、素人の家庭菜園にそんなプレッシャーはありません。
もちろん、早く食べたいとは思うけど、できるだけエネルギーを使わずに、加工貯蔵で長い期間食べられる技を身に着けるのが私たちの目標です。


もっとも、つい最近まで絶好調だったコモンハウスの苗は、切り返した温床の発酵熱が上がりすぎて死滅するという事件に見舞われました。(野良人のブログを参照してください)

寒さ対策のために作った温床でしたが、熱すぎのダメージのほうが実は怖いのです・・・。


自然の熱は自在にコントロールできません。ダイヤルひとつで操作する機械や装置と違って、熟練するまでに試行錯誤の時間が必要なのでしょう。グループで取り組むメリットも活かしながら、もっと上手に自然の力を活用できるようになりたいと思います。


今年もいろんなチャレンジをする予定です。明日はいよいよ体験塾の開講日。

例年よりも人数は少ないけれど、負けずに内容の濃い授業を目指します!