2010年6月24日木曜日

0620 ガーデンで柳フェンスづくり

ガーデンの作物たちはおおむね安定してきましたが、スギナに侵食されつつあります。1週間前に取ったばかりなのに・・・。
午前中はあわててスギナの除草をしました。根の深い植物なので、なかなか根絶するのは難しく、(この辺の農家はスギナの根っこは地獄の門まで続いていると言うそうです)根気よく地上部を抑えて繁茂を防ぐしかつきあう方法はないでしょう。

もっとも、スギナにはいろいろな効能もあり、洋の東西を問わず昔は薬として用いられたようです。スギナ茶は今でも健康食品としても売られていますが、ケイ素やカルシウムを多く含み、悪いものを洗い流す力があって、潰瘍や糖尿病、出血、アトピーにも効くそうです。さっそく、ランチに料理してみました。よもぎやタンポポなど雑草多種の炒めものです。下茹でが十分でなかったのでかなり苦かったけれど、これは研究の価値がありそうです。

午後は柳のベッドを作りました。えこりん村の勝又さんが柳の扱い方を指導してくれ、地面に打ち込んだ焼き丸太に1本ずつ編んでいきました。簡単な作業の繰り返しですが、編みあがっていくと、なかなか可愛らしく雰囲気が出てきます。柳は曲がったものや完全に乾燥したものは折れてしまうので、加工しやすいように萌芽させたまっすぐの枝を使います。
レイズドベッドの中には透水シートを敷き、礫と黒土、有機堆肥を入れました。イギリスではこのレイズドベッドがポピュラーですが、腰の悪い人でも作業がしやすい、土の踏みつけがないので不耕起でも栽培できる、雑草管理がしやすいなどのメリットがあります。
作る労力は大変ですが、後々の維持管理を考えると場所によっては有効な手法だと思います。この中にはスイスチャードやラベンダーなどが入る予定です。
今から夏のガーデンパーティーが楽しみですね!

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