2011年5月15日日曜日

サンガーデン見学

エディブルガーデン2回目は恵庭のサンガーデンさんで行いました。講師はもちろんサンガーデン常務の土谷美紀さんです。

私たちの自給農業とは目的も技術もまったく異なるので比較になりませんが、プロの生産現場はまるで工場のようでした。








花の種は野菜に比べて極端に小さく、育苗期間も長いので特別な配慮が必要です。種まきはコーティングされた種子を機械でプラグに蒔きますが、定植は人手でしかできません。この作業は周りがどんなに急いていても、黙々と同じペースで集中してやれる人が向いているとか。「小さな苗のそばで走るな」と土谷さんが叱られたという話は、まるで赤ちゃんを相手にするときのようですね。


育苗中は5重のビニールで厳重に温度管理。品種によって最適温度や日照条件が違うのですから大変です。6月半ばに出荷予定と書かれているベゴニアの種まきはなんと昨年の12月。半年かけて、人手とエネルギーをかけて育てることに感心しました。


施設見学の後は楽しい寄せ植えコンテナづくり。水やりをマメにできない私のような横着者にはプラスチックのプランターが向いているみたいです。土を入れる際には空気が十分入るように注意。野菜と花の組み合わせにも、高さ、葉張り、色などいろいろなバランスが大事です。



「今年はゴーヤが植えたい」「菜の花も」「みょうがは作れる?」次回の定植デザインについても話し合いました。今から夏のガーデンを思い描くとわくわくしてきますね。なかなか気温が上がらず心配ですが、一気に暖かくなることを期待しましょう。

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