2009年6月8日月曜日

0607 作業報告

今日も張り切って田んぼの草取りです。わずか1週間で、ミズアオイが見事にはびこっていて、チェーンでは除草しきれなくなっていました。手で丁寧に泥をかき混ぜると小さな根っこが無数に浮いてきます。助っ人2人を迎えて11人で約2時間。普段の運動不足を解消するのにちょうどいい作業でした。

今の時期は雑草を抑えるために水量を多く、雑草の追随を許さない段階になったら水を減らしてイネの成長を促すとレイが説明してくれました。いろいろなことを考えながら管理されているんですね。

アメンボやドロイムシ、生き物たちも活発になってきています。ドロイムシについては作物に害を与えるので手で潰します。今後は、コイツ等との勝負です。
それにしても、すっかり泥んこのやみつきになっている人もいるようです。美容と健康のために「田んぼエステ」が流行るかも??


畑の作業は前日からの雨で中止しました。心配なのでちょっとだけ見てきましたが、トマトやきゅうりは順調です。間引きの遅れたラディッシュやかつお菜は次回サラダでいただきましょう。こちらの畑もそろそろがんばって除草しないと大変です。地獄の門まで続いていると(地域の農家が)言うスギナがたくさん出てきて、マルチも突き破って茂っています。 来週は気合を入れて除草をします。


撒きなおした大豆(マルチあり)が発芽していました。坂本先生の話では、大豆が虫にやられたのは鶏糞が原因ではないかということです。というのもゆめみるさんの大豆も同じように虫にやられたのですが、そういえば、播種したときハエが飛んでいたのに私も覚えがあります。あの時ハエが卵を産み付けて、幼虫(ウジ)が大豆を食べたのです。動物性堆肥は虫がわく可能性があるので完熟を使うのが大原則ですが、たとえ完熟でも撒いた後に時間を置くときはパオパオで覆って虫が寄らないように工夫がいるようです。

田んぼも畑も本当に奥が深いですね。
特に、有機栽培では生き物たちの性質を熟知して、いろいろな工夫で雑草や害虫を駆除していかなければなりません。
写真(左)はメノビレッジで見たかぼちゃとライ麦の混植。 ライ麦には雑草抑制効果があり、刈り取ったライ麦の足元にかぼちゃを植え、雑草を抑えると同時にマルチ効果をねらっています。防風にもなって一石三丁。

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