本日は、雨のため畑に入る事は出来ませんでしたが、「坂本先生のお話」「素晴らしいランチ&お菓子」「ゆめみる農園のお二人のお話」といったとっても貴重で素敵な時間を過ごす事が出来ました。
●坂本先生のお話
《昔は‥》
「エコビレッジ」は、昔の生活そのものである。
昔は(坂本先生が幼いとき)家のまわりには、馬、とり、羊、ヤギ、田んぼ、畑があって、ほとんど自給自足をして生活していた。
生活から出る生ゴミもたい肥として利用していたが、今の時代は塩分や添加物などが含まれているため、有機物として扱う事が出来なくなってきている。
また、今の時代はそれぞれの家族が単独で生活している事がほとんどだが、昔は隣近所同士の付き合いがとても重要であった。
得意な部分があればお互いに補い合い、助け合う心があたりまえにあった。
それは人と人だけではなく、動物も皆含めたコミュニティであった。
《雑草や虫について》
「雑草」と「虫」はエコビレッジの畑でも悩みの種であるが、共に生きることは宿命である。
草(雑草)は友達。
トマト畑によく生える「アカザ」という雑草は、塩ゆでして食べるととても美味しい。
「雑草」ではなく「野菜」である。
また、虫は何でもかんでも食べつくすのでは無く、好きな種類が決まっていて、よっぽどの事がなければ、自分の子孫の分まで食べつくす事はしない。
アカザがとれる畑に変化させていったり、共存する心を育てていく。
●ランチ&お菓子
キッチンチーム「グリーンキッチン」によるランチ。
ゆめみる農園さんのズッキーニやエコビレッジのレタスなど、盛りだくさんでした。
今後、グリーンキッチンでのこれまでのお料理の詳しいレシピなど、まとめていけたらいいですね★
●ゆめみる農園のお二人のお話
午後は、ゆめみる農園の森さん、黒田さんのお話を聞かせて頂きました。
農業に関わり始めて、農家になって、長沼に来て、、、土の性質が少しずつ変化し、今は色々な種類の作物が穫れるようになったそうです。
「人が集まって、皆が友達になっていけば、世界は平和になる。」
黒田さんの言葉に心が温かくなりました。
作物を育てる「作業」を教えて頂く、一緒にやるだけでなく、ひとりひとりのハートの部分を少しずつわかり合って行く事が、エコビレッジの大切な事ではないかと感じた一日でした。
集まるごとに、また一歩、また一歩と作物が変わっていったり、誰かの気持ちが少し見えたり、自分の気持ちが変化したりしていく事ができるこの場所を、大事にしていこうと感じました。
グリーンキッチンさすがですね。食べれなかったのが残念。
返信削除その分、次回はよりおいしくいただける気がします。
とても素敵な感想だね。
そして私たちも同じように感じます。
エコビレッジに関わる事で日々色々な気持ちを味わい、感じています。
こういう場ってなかなかないよな~。
みなさん、ありがとう。