天気予報は昼過ぎから雨の予報で、時折小雨の降る肌寒い天気でしたが、ほとんどの会員・参加者が「生まれてはじめての体験」で、不安と期待の中スタートしました。
●メノビレッジのレイさんからの大事なお話●
おいしいお米をたくさん収穫するために「除草」はとても大事な作業。
今の時期5mmくらいの根っこが土の中にたくさんあるので、土をかき混ぜて表面に浮かせる作業が必要。
雑草は水温20度くらいで勢いよく伸び始めるため、まだ寒いこの時期にやれる限りやておく事が大事。
(左の写真は苗によく似ているけれど雑草です)
除草をきちんとすると平均で、一つの株から、20〜25の穂に分かれていき、その一つの穂には約80粒のお米がとれるそうです。
怠ると、栄養が雑草にとられてしまいまた、分かれていく穂の数も少なくなり収穫の量も3分の1になるとのことです。
ガイドラインを引いてから、約10cm間隔で植えていきます。
ポットから1cm上くらいまで土の中に入るようにします。
3人くらいで苗を運び、12〜13人で植えていき、3時間で半分少しまでいきました。
お昼はメノビレッジさんがつきたての玄米餅のお雑煮を用意してくださいました。
更に長沼に伝わる、田植えのための踊りも披露してくれました。
雨が強くなる中、午後からは酪農大学の方達にもお手伝いして頂き、約1時間ほどで作業を終える事が出来ました。
来週から早速草取りが始まります。
朝は裸足で田んぼに入る事に抵抗がありましたが、すごく気持ち良く、毎週楽しみになりました。
今回の体験塾では、はじめての事に挑戦・実験の要素はありますが、試しっぱなしではなく、うまくいかなかったこともしっかり研究して、自分一人で出来るようになりたいと思いました。
こういった事を、プロの方に指導して頂き、思いっきりやらせてもらえる場所があることに改めて、メノビレッジさん、ゆめみる農園さんに感謝致します。
(佐々木藍紗)
田植えは私にとって始めての経験で
返信削除とても貴重な体験でした。
田んぼに入る前は、おっかなびっくりな感じでしたが
入ってしまえば腹が据わり
やっていくうちに、お、なんだかこれって好きかも?となり
最後には、田植え最高!と心の中で叫びながら
ひとつづつ心をこめて植えました~
先祖から受け継いだDNAにスイッチがはいったのでしょうか!?
しかしながら今日はお知りから太ももにかけての強度な筋肉痛に
朝から泣いています(;;)
苗がすくすくと育ちますように!
家に帰ってから義母に田植えのことを話をしたら
実家が農家だったので昔はたくさんの人が田植え時期に手伝いに来て
ご馳走を振舞ったとのことを教えてくれました。
レイさんが言う、日本の文化、祭りがいきいきと息づいていた時代だったんだなと思い
現代の大型機械で行う個人経営的(個人経済を求めるというか)効率的な農家、農村と比べて
昔はそれは大変な作業だったと思いますが、村総出で助け合う文化というのかな
なにかそちらの方がとても魅力的な生き方だったのではないかなと思います。
仲間と一緒に植えたお米は、格別美味しいんだろうなと
もう収穫のことを夢見ています。