坂本先生の品種改良によって生まれたトマト。「北の雫」と名づけられたそうです。
このトマト、先生は無肥料で育てられていますが、それには秘密がありました。定植するときに株を斜めに傾けて、最下位の花芽ぎりぎりまで土に埋めることで、幹からも根を生やし、土中の栄養をよりたくさん吸収できるようにしてやるのです。先生の畑ではトマトの根が3.5メートルにもなると聞いてびっくり!根がそれだけ成長できる土づくりが完成していることは言うまでもありません。このような工夫によって、外から肥料を与えなくても土の中の養分を十分に活かしているのです。
ちなみに、肥料を与えた土でこの方法を行うと、樹勢が強くなりすぎて花が咲いても着果しなくなるので要注意だそうです。
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